審級制度とは

日本の裁判所は最高裁判所、高等裁判所、地方裁判所、家庭裁判所、簡易裁判所という組織から成り立っています。これらは4階級に分かれています。審級制度とは、訴訟事件で上訴があったとき、その訴訟を違う階級の裁判所で反復して審理する際の順序関係を定めたものです。
日本では原則として判決に不服があれば2回まで不服申し立てを行うことができる三審制を採用しています。このとき、最初の裁判を第一審、次を第二審、最後を第三審と言います。ダーツ03
裁判では、第一審の判決に対して当事者に不服があった場合に、判決の確定前なら上訴できます。この時の上訴先の裁判所が2階層になっており、合計3回まで裁判が受けられる制度を三審制と呼びます。審級制度はこの時の上訴先に関係するのです。
各裁判所の審級関係は、裁判の性質によって異なります。訴求対象が140万円以下の民事事件や軽微な刑事事件は、第一審は簡易裁判所です。その上に民事なら地方裁判所、刑事なら高等裁判所があり、第三審は高等裁判所か最高裁判所になります。少年事件などは第一審は家庭裁判所です。高等裁判所、最高裁判所と続きます。簡易裁判所や家庭裁判所で扱える範囲ではない事件の時は、第一審が地方裁判所、第二審が高等裁判所、第三審が最高裁判所になります。

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