司法制度改革の三本柱で何が変わる?

2000年頃から行われている司法制度改革には三つの柱があります。

 
一つ目の柱は「国民の期待に応える司法制度の構築」です。
これを簡潔に表すと、「日本司法支援センター」という機関が弁護士の少ない地域に弁護士事務所を設立したり、経済的事情により弁護士費用を支払うのが困難な人のために立て替えるなどの施策を行いました。
また、時間の掛かる裁判ですがこの時間を短縮しようと様々な専門委員会を設置したりしています。

 
二つ目の柱は、「司法制度を支える法曹の在り方の改革(人的基盤の拡充)」です。
この柱は、司法に携わる人員を増やす事により司法サービスをより身近なものにしようとしたり、専門性の高い案件の為に専門家を育てる等の人員育成を表しています。

 
最後の柱は、「国民の司法参加(国民的基盤の確立)」です。
これを説明する上で一番わかりやすいのは、裁判員制度でしょう。
どうしても司法の専門家の思想や価値観に偏ってしまう裁判において、裁判員という形で国民の考え方を取り入れることでより国民に身近なものになるようにしようという制度です。

 
それぞれの柱において賛否両論があるなどまだまだ課題もありますが、この三つの柱を軸とした司法制度改革が進められ、浸透していくことにより今まで少し遠くにあった「司法」というものが身近になっていくことでしょう。

コメントは受け付けていません。