高等裁判所について

ビリヤード03

 

高等裁判所というのはよく見聞きしますが、具体的にどのような性格を持つ裁判所なのでしょうか。これは、憲法で定められた、いわゆる下級裁判所と呼ばれる裁判所の内の最高位で、裁判所としては最高裁判所に次ぐものです。長官と判事によって構成されており、全国8か所、すなわち東京、大阪、名古屋、広島、福岡、仙台、高松、札幌の各都市に設置されています。前身は控訴院で、今の形になったのは、1947年の裁判所法公布後です。長官は内閣に任命され、天皇からの認証を受けます。

 
裁判所としては、いわゆる控訴審を受け持つ場であり、地方裁判所や、家庭裁判所の判決への控訴がその中心となっています。また選挙絡みの行政訴訟や、内乱罪が絡んだ刑事事件の第一審も、高等裁判所で行われます。また、東京高等裁判所の場合は、公正取引委員会や特許庁の審決への、取消訴訟の第一審も行うという役割を担っています。裁判は原則的に、3人の裁判官によって行われますが、内乱罪絡み、また特許権絡みの場合は、例外的に5人の裁判官によって裁かれることになります。

 
これとは別に、知的財産高等裁判所というものがあります。これは東京高等裁判所の管轄する中で、知的財産関連の事件の判決を主に請け負っています。

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