家庭裁判所について

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日本の裁判において第一審を行う裁判所の種類の一つに家庭裁判所があります。裁判所法によると、家庭裁判所は家事審判および家事調停、少年審判、人事訴訟の第一審の裁判を担当する裁判所であるとされています。家庭裁判所が少年および少女が起こした事件を担当するとされているのは、この裁判所が第二次世界大戦後のまもない時期に、司法改革の一環として家事審判所と少年審判所を統合して作られた組織であるためです。

 
この裁判所において特徴的なのは、裁判所の職員として通常の職員以外に家庭裁判所調査官(家裁調査官)と呼ばれる職員がおかれていることです。家裁調査官は、裁判官の命令を受けて、家事審判や家事調停、少年審判の審理に必要な調査を行い、結果を書類にまとめて裁判官へ報告するのが主な仕事です。家事事件や少年事件について適切な判断を行うには、心理学や人間科学、教育学、医学などの学問的見地に基づいて事件の背景を十分に把握した上で行わなければならないため、適切な判断を行うには家裁調査官の調査が非常に重要となってきます。

 
家庭裁判所の本庁は、各都道府県庁所在地に1箇所設置されているほか、北海道のみ道庁所在地以外に3箇所設置されていて、全部で50箇所となっています。また、各裁判所が管轄する地域ごとに支部や出張所がいくつか設けられています。

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