簡易裁判所について

日本の裁判所の一つである簡易裁判所は、民事事件と刑事事件ともに第一審を担当する裁判所です。日本の裁判所について定めている裁判所法によると、簡易裁判所では民事事件のうち請求金額が140万円以下のものや、罰金刑以下の罪になる刑事事件など、比較的軽微な内容の事件の審理を担当します。この裁判所で出た判決が不服な場合は、民事事件の場合は地方裁判所へ、刑事事件の場合は高等裁判所へ上訴することになります。

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また、民事調停手続も簡易裁判所の重要な業務です。簡易裁判所には調停受付係と調停係が設けられており、これらの部署にいる職員が調停手続の業務を担当します。地域によっては調停係が複数置かれていることもあり、この場合は調停係ごとに異なる内容を担当することになっています。

 
この裁判所では、他の裁判所のように数名で1つの事件を担当するのではなく、簡易裁判所判事と呼ばれる裁判官が担当します。この裁判官は正式な職名に判事という名称が使用されていますが、地方裁判所や家庭裁判所に居る判事とは独立して設けられているもので、任命資格も他の裁判官とは異なります。制度上は法曹資格を持たない者でも任命されうるのですが、これは極めて稀なケースとなっています。

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