裁判所の組織

裁判所は東京にある最高裁判所のほか、本庁8庁支部6庁ある高等・本庁50庁支部203庁ある地方・本庁50庁支部203庁出張所77か所ある家庭・438庁ある簡易裁判所に加えて、知的財産高等裁判所1庁からなる組織です。
簡易では民事事件では訴訟目的のものが140万円以下の訴求事件、刑事事件では罰金以下の刑が科される罪や比較的軽い罪の訴訟事件等を扱います。また、身近な民事紛争事件を話し合いで解決する調停も行っています。民事事件で不服のあるものは地方に控訴し、刑事事件で不服のあるものは高等に控訴します。簡易で取り扱わない範囲の事件の第一審は地方で取り扱い、民事でも刑事でも控訴・上告は高等に行います。家事事件や少年事件、人事訴訟は家庭が第一審となり、第二審は高等です。ダーツ02
このように第一審の判決に不服があるものはより上級の組織に不服申し立てをすることができる三審制度を採用していることが組織の特徴です。この審級関係において上位・下位は決まっていますが、個々の裁判所は独立して裁判権を有しているので、指揮監督権は存在しません。上訴があった事件にのみ下級の裁判の判決を審査する権限が発生し、上級の判断が優先されるのです。